インフルエンザ タミフル
インフルエンザと言えば、タミフルですが、、、皆さん、タミフルっていう薬、その消費の大多数が日本で行われているということはご存知でしょうか?欧米では、インフルエンザだからと言って、特別な薬を処方することはありません。もちろん、日本でもほんの数年前まではそうでした。熱は長く続くけど、治るのを待つ病気でした。これはどうしてでしょう。インフルエンザの簡易検査によってインフルエンザの診断が、容易に確実になったことは、大きな要因でしょう。欧米では、このインフルエンザの迅速診断が保険適応でない国がほとんどです。また、タミフル処方に関しても、保険診療範囲内でないからです。
インフルエンザの迅速診断も、その治療薬も保険診療で認められていて、その恩恵が受けられる日本は、とてもいい国だと思います。しかし、そのためにすでにタミフル耐性インフルエンザウイルスも出現してしまっています。また、インフルエンザと診断された患者さんは、ほとんどタミフルを内服するため、インフルエンザで起こっていることとタミフルで起こっていることの判別も困難になっています。
元々、インフルエンザは脳に親和性の強いウイルスで、様々な精神的な異常行動を起こすことは、知られていました。ですが、日本の現状では、今起こっていることがタミフルのせいなのか、インフルエンザのせいなのか、わからなくなってしまっています。タミフル自体は、画期的で素晴らしい薬であるのに、その効果の故に多用された結果が、タミフルを否定するような結果になってしまっては、とても残念だと思います。
もう一つ、インフルエンザに効果のある薬としてリレンザという薬がありますが、「タミフルがだめならリレンザだ」というふうに、リレンザを多用することが起これば、またリレンザもタミフルと同様の結末を辿ることでしょう。なぜならば、インフルエンザに罹って使う薬がタミフルであろうがリレンザであろうが、その事象がインフルエンザで起こっているのなら、同じことが起きる可能性があるからです。そして、また、その時、リレンザが危険性のある薬ということになって、使用制限が行われる可能性があります。
ですから、これは極めて個人的な感情ですが、もうそろそろ「インフルエンザだ!」「タミフルだ!」「それがだめならリレンザだ!」的な行動パターンを見直しませんか?
インフルエンザが怖かったら、予防効果は一定ではないし、極めて高いとはいえませんが、とりあえず予防接種しませんか?
また、もう一つ、日本人の遺伝子というのが、インフルエンザと極めて相性が悪いのでは、と考えられます。乳児に起こるインフルエンザ脳症というのがありますが、この病気日本での発症が圧倒的に多いのです。それはなぜか、解かっていません。しかし、インフルエンザウイルス自体に脳への親和性があると先に書きましたが、この親和性を受け易い遺伝子が、日本人にあるとしか考えられないくらいの発生率の差です。同様の理由で、年長者においても、インフルエンザでの精神症状というのが日本人においておきやすいのではないかと考えられます。
以上のことから日本人はインフルエンザに対して弱い民族ということが一面的ですが、言えるでしょう。そのような国でタミフルのような非常にインフルエンザに効果のある薬が、微弱な根拠で使用できなくなることは全く不利益と言えるでしょう。
タミフル問題は、タミフルを多用したことによって起こっています。リレンザにしても多用すれば同じことが起こる可能性があります。それは、それぞれその薬によって起こっているのではなく、インフルエンザのせいで起こっている可能性があるからです。
皆さん、どのように考えられますか?

