麻疹(はしか)
麻疹は「はしか」とも言います。最初、熱を伴う軽い風邪症状が出現し、その後、高熱とともに全身の著しい倦怠感が出現します。
また、この時期から体に発疹が出ます。発疹の特徴は体を中心とした全身性で、発疹と発疹の間が分からないくらいたくさん出ます。
この麻疹も一度掛かってしまえば、ウイルスの病気ですので、特効薬はありません。ウイルスに自分の体が打ち勝つまで闘うしかありません。麻疹ウイルスは少数ですが、「病気がよくなってきたかな?」と思われる時期に「脳炎」を起こしたり、体の抵抗性を弱めるので「肺炎」や「髄膜炎」を併発したりすることがあります。
また、何年も経ってから「進行性の脳炎」を起こすこともあります。ですから、かかるよりかはかからない方がいいのです。そのため、1歳から2歳までと、就学1年前のお子さんに計2回、無料で予防接種を行う施策が行われています。今でもそういった予防接種の施行されていない発展途上国においては麻疹は非常に致死率が高く、恐れられている病気です。
当然、そういった施策の行われていない国では、ちょっとしたことでは医療の恩恵を受けられないこともあり、脱水などで手後れになるということもあるのかもしれません。けれども、今の日本の状況では予防接種が受けられるし、そういった方法をとることにより予防が可能な病気で、子どもに後遺障害を残すような事態になれば、親としては悔やんでも悔やみきれなくなることでしょう。
接種券が配付されたら、なるべく早く予防接種を受けておくことをお勧めします。

