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よもやま話

**今月のよもやま話**
今月のよもやま話は、がっかりというか淋しい話です。
ネタは今日起こった出来事で、とってもフレッシュです。

ケロちゃんでは、小児科開業医としては当然のことながら、いくつかの保育園に
春と秋に健診に出かけています。

一方、1歳台と年長さんのそれぞれ一年でしか無料接種できない予防注射に
はしかと風疹の混合注射というのがあって、ケロちゃんは、県下の子ども達が
なるべくこれを受けてもらえるように、ラジオ放送で接種推奨を呼びかけています。

この活動の一環としても小児科医としても
ケロちゃんが出務している保育園では、なるべく多くの
お子さんにこの予防接種を受けてもらいたいと思っています。そのような活動を
することもその園に園医として携わる医師としての義務であると考えるからです。

で、今日、A保育園に秋の健診の日に、1歳台と年長さんの保護者に母子手帳を
お預かりして(当然、母子手帳をお預かりしても構わない保護者さんに関してだけになります)
、この予防接種が終了しているかどうかこちら(園医)でチェックして、
出来ていない方には、接種をお勧めしたらどうかという提案を看護師を通じて
しましたところ、
1)個人情報の取り扱いになるので
2)そういうことは市の保育所を統括している部署を通じてしてもらいたい
許可は取っているのか
3)母子手帳の管理がめんどくさい
という理由を挙げられ、なおかつ、これらのことをその電話をした看護師に対して
かなり失礼な言い方で対応をされました。

 そもそも、園医からそういう提案があった場合、個人情報や他の保育園との兼ね合いの
問題とかは当然出てくるので、保育園側が、すぐに受け入れられない事情があるのならば、
その統括者に保育園側が相談すべきことではないのか?こちらが、やりたいから
やるのではなく、そういう取り組みをされたらどうですか?という提案をしているのです。
 そういった子どもに必要である予防接種に関して、その接種率を上げることになんらかの提案
があった場合、自分たちの立場で出来ることで協力する気持ちや、どういうことが出来るのか
考えようとする気持ちは、全くないのか?
 たくさんのお子さんを預かる立場で、そういった感染症対策に関することへの無関心さ、
また、お預かりする子どもさんが予防接種を済ませているのかいないのかを把握する
気持ちもないこと、それを、面倒くさがる気持ち、、、

 別に予防接種は、保護者の努力義務になっていますので、私や保育園が
やっきになることではないのです。しかし、するべき予防接種のする時期がわかって
いらっしゃらない保護者の方やすっかり忘れている保護者に対して、どこか気付ける
機関や人が、そのことに対する注意を促してあげることが重要なのです。

 お預かりしているお子さんに対して、そのような配慮を面倒くさがる気持ち(ある意味
そういうことは保護者の問題で保育園は、知らない!やりたくない!みたいな)と、
このような提案をしてきた電話に対して、最後は話の途中で電話を切るような行為が
あったことの報告を受け、淋しく悲しくびっくりしてしまいました。そのような考え、行為の出来る
方が、保育行政のある意味トップであるのか?と、、、本当にびっくりいたしました。
 私は、来月、その保育園に健診に行かなければいけません。一体、そのような
対応のあった方に、どのような対応をしたらいいのでしょう?

 私が看護師さんに電話してもらったことが悪かったのかもしれません。
看護師さんも、「話をしたのが先生だったら、もっと違うかったかもしれん」
と言っていましたが、それだったら、私はもっと嫌です。
話の内容が同じであっても、看護師さんと医師だったら、その話の流れや結末が
違うことになるなんて、、、大切なのは、話の内容です。相手ではありません。
それが相手によって変わることがあるのなら、重大な問題です。

このことに関しては、今後、その担当自治体の福祉事務所、首長と話して
いきたいと思います。               10.28.2008記